釣ってきた魚を日本料理屋や寿司屋に見せたとき、
「えっ!?釣ってきた魚でこんなええ状態で持って帰ってくる人見たことないわ!」
って言われたい。
捌いたらバキバキに活かってて、噛めば噛むほど甘みと旨味が広がる。
身が金色に輝く魚を食べたい。
その希望と信念を曲げられない釣り人には超絶タメになる記事です。
手順(①〜⑫)
① 釣りを始める前に、発砲スチロールのクーラーボックスを用意する。
② 海水純度100%の冷海水を作る。(後に枕になるタオルも一緒に入れておく)
③ 3段式パイレンホース半径80センチメートルのスカリを用意する。
④ スカリについてるウキを全部外す。
⑤ スカリの底のホースに四隅になるように15号の重りを結束バンドでぶら下げる(合計60号になるように)。
⑥ 釣った魚(本命だけ)をスカリに入れる。
⑦ スカリを釣った層まで落として、最低5時間以上休ませる。(アイキャッチのように魚が見えてる状態ではだめ。30メートル底で釣れたとした場合、25メートルぐらいまで沈めて休ませる。)
⑧ 帰る30分前に魚をゆっくりと引き上げ、ナイフで〆て冷海水に漬けてしっかり冷やしておく。
※神経棒は通さなくても良い。あれは散々やってきたけど意味なし。しっかり休ませたストレスフリーの魚は神経棒不要。乳酸が抜けてるから筋肉の硬直がなく、ナイフで〆るだけで4〜8時間は活かったまま。最長12時間死後硬直しなかった経験あり。
⑨ 釣り場を片付け(約30分)。
⑩ しっかり魚が冷えてるのを確認したら、冷海水は全部捨てる。
⑪ 冷えたタオルを1枚は枕に、もう1枚は魚にかぶせて蓋を閉める。
※夏場は氷を1個だけ入れていい。ただし絶対に直接氷を当てない。死後硬直が早まる+身がしもやけになって激マズになる。
⑫ 家に到着して、さばいてお造りに。身がピカピカに輝き、噛めば噛むほど甘みが口いっぱいに広がる最強の刺身の完成。
熟成魚について思うこと
コロナ禍の時にYouTubeで「釣り魚の熟成」が流行って、オレも津本式の血抜きグッズ買ってやってみた。
マダイ、ホウボウ、ツバスで熟成魚を作って、確かに美味しかった。家族も絶賛してたし、失敗もなかった。
でも断言する。
「熟成させる事で魚の本当の味が出る」という考え方は間違い。
釣り人が本当に食べたいのは、寿司屋や日本料理屋が出してる活魚みたいに透明感あってバキバキでコリコリ、甘みが溢れる心底感動する魚やろ?
熟成魚が食べたいなら魚屋で買った魚でもできる。
ハッキリ言うて 熟成は逃げ。
寿司屋を唸らせるほどの真に新鮮で美味しい魚を持ち帰る技術を持って初めて「釣り人」と名乗れる。
極論、活魚の状態で、熟成魚の味を引き出して、初めてその魚の本当の味になる。
それができない人がたどり着いた逃げ道が「熟成」や。
絶望感を背負ったことはないか?
「なんで自分の魚は家に持ち帰ると死後硬直でくの字に曲がるんやろ?」
「なんで透明感も味も無いんやろ?」
そう思ったことないか?
神経の潰し方が悪い?〆方が悪い?釣った場所が悪い?魚そのものが悪い?
寿司屋の魚と何が違うんや?って絶望したことあるやろ。
大丈夫。この記事読んだ人は次から、日本料理屋や寿司屋の魚に負けない、いやそれ以上の魚を持ち帰れる。
経験談
他人が大鯛やハマチをドヤ顔で釣ってきて、
「食べてみ」って渡されたことあるけど、
「くっそ不味いやん!なんじゃこれ!2度と要らん!」ってなった経験ないか?
オレは山ほどあるで笑
どの顔下げてこんな魚オレの前に持ってきてんって思った。
お前の釣った魚も、そう思われてるかもよ?


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