人はみんな生きてた証を残すために生きてる

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人は、なぜ生きるのか。
その答えを見つけるために、僕は音楽を作り、歌っていると断言できる。

人は誰もが、何かを成し遂げるために生きているわけじゃない。
ただ「生きてた」という証を、どこかに残したくて生きている。
それが絵だったり、言葉だったり、誰かの記憶だったり。
僕にとっては、その証を残す手段が音楽だった。

僕の音は派手じゃないし、煌びやかさもない。
でも、『痛み』と『希望』はちゃんとある。
悲しみを背負った分だけ、人は強くなれるし、優しくなれる。
傷の中にも光があることを信じている。
だから僕は、たとえ誰に理解されなくとも、音楽を続ける。

海外で反応があるのは偶然じゃない気がしてきた。
国が違っても、言葉が違っても、人は同じように傷つき、同じように夢を見る。
そこにある「共通の感情」が、音を通して届いているんじゃないかと、最近よく考える。

生きる意味なんて、知らなくていい。
でも、「生きてた証を残すために生きてる」という心だけは、否定しないでほしい。

人はみんな違う。
技術も、能力も、経験も、生き方も。
だからこそ、自分が【生きてた証】を残せる手段が、きっとそれぞれにあるはず。

今、自分は「生きてた証を残す旅の途中」にいる。
そう思ったら、少しワクワクしない?

僕は、自分の音楽と詩が、いつか僕が死を迎えたあとも、誰かの心に残っているなら
それが僕の「生きた証」になると信じて、今日も生きている。

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