円安は人を殺す

Blog
Close- up on 1000 YEN banknote.

『円で買えない国』になりつつある日本。

最近、街を歩いていて思う。
みんな「なんか物価上がったな〜」と言っているのに、なぜその理由を正確に理解しようとしないのか。

食料品も、ガソリンも、電気代もとんでもなく高くなった。

でも、これは「なんか上がってる」って話じゃない。


円の価値が下がりまくってる!

たとえば昔、1ドル=100円だったとき。
アメリカの商品を買うのに、100円出せば1ドル分の商品が手に入った。

ところが今、1ドル=151円(2025年10月現在)

同じ1ドルの商品を買うのに、100円じゃ足りない。151円必要になっている。

要するに、

  • かつては100円玉1枚で買えていたものが、
  • 今は100円玉1枚+50円玉も必要になっているということ。

でもアメリカが値上げしたわけじゃない。
日本の通貨、円の「価値(信用)」がそれだけ落ちているという事だ。

※これを理解できてない日本人が多すぎてマジでビビる


つまり「支払う円の枚数が増えている」という事!

これは物価高ではなく、通貨安=日本の購買力の低下という現象。

仮に1ドル=70円の時代だったら、100円出せば1ドルの価値の商品を買って、30円お釣りが返ってくる状態だった

それが今や、1ドル=151円
100円玉だけでは足りない。あと51円(1円玉51枚余計に払わなきゃ、同じ価値のものが買えない。

これが円安の本質。


なのに、なぜ気づかないのか? なぜ怒らないのか?

「円安だからしょうがないよね」
「海外が高いんだから仕方ないよ」
「政府がなんとかしてくれるだろ」

いや、その思考停止が一番ヤバいんだってば。

今起きているのは、『日本という国の購買力の崩壊』であり、
それによって生活がじわじわと絞め殺されているのに、
そのことを「理解しようとすらしない」人があまりにも多すぎる。


無知は罪。無関心はもっと罪。

怒るべきところで怒らず、
考えるべきところで思考停止し、
自分の生活が壊れかけていることにすら気づかず、
「しょうがない」で済ませてしまう。

それが、いまの日本をここまで貧しくしているのは、政治の責任以前に、日本で暮らして平和ボケしてる日本人たちが、最大の原因じゃないか?


円安はマジで人を殺す

円安とは、ただ通貨が安くなるという単純な現象じゃない。

  • 働いても、働いても買えなくなるし、貯金もできない
  • 医療は削られ、教育は削られ、将来も削られていく
  • 世界から見たら「安い労働力」「安い国」になっていく

そしてそれを食い止めるためには、大衆の理解と声が必要不可欠。

でも現実はどうか?
「日本人の思考停止」が円安を肯定し、静かに国を殺している。

円安は人を殺す。
そして、無関心な日本人の手によって円安はさらに進む。

でも、もう無理やろなーって思う。
同じ日本人として情けなくなる日本人の大人めっちゃ見かけるもんな。
例えば、保育園のお迎えに来てる親が、保育園の前でタバコ吸って平気でポイ捨てするような超ド級のバカが普通に居てるからな…。

こんな事、習わなくてもやったらあかんって分かるようなことを平気でやる大人がいっぱい居てるんやから、そら国力どんどん低下して円安進むのは当然。日本人に価値無しって思われるのも仕方ない…って思ってしまう。
投資家からしたら、そんな考えなくてもやったらあかん事を平気でやるバカな大人ばっかりの日本人に投資したい(円を買いたい)と思う?
思わんやろ。

国力の中には、その国の人間の力も含まれてるんよ。

でも、人間が腐ってるから、国力はどんどん落ち、その国の通貨の価値が、その国全ての価値を表す。

まあ、ハッキリ言うて、オレが生きてる間にこの衰退を復活させることは無いやろな…。
確率でいうとWin5を200回連続当てるより難しいやろなって思う。

日本円の価値が落ちていく+当たり前のことを当たり前にできない日本人の大人が育たない+外人ばっかり増えていく

日本は地獄行きの超特急。まさに本末転倒。

明るすぎる未来へ👋って言いたいけど、現実はそんな生易しい状況ではない。悲しいね。

コメント