僕は、昔からスタッフに必ず伝えていることがある。
それは、
「たとえ相手が約束を守らない人間であっても、自分がその相手と何らかの約束を交わしていたのであれば、必ず約束を果たす者であれ」
ということ。
約束とは、守るためにある。
そして、約束とは相手のために守るものではない。
自分自身のために守るものだ。
要するに、
「言ったことは必ず行動で示す」ということ。
もし、どうしても何らかの事情で約束を守ることができないのであれば、
必ず責任をもって説明をする。
黙って放置することだけは、絶対にやってはいけない。
このルールさえ守って生きていれば、
信用なんて「信用されよう」と思わなくても、勝手についてくる。
約束を破られたら、人は怒る。
怒るまでいかなくても、必ず何らかの負の感情は芽生える。
だからといって、
「相手がこうだから自分もこうでいい」
という考え方をしてしまえば、
それはもう感情的に対立している状態だ。
結果的に、
目には目を、歯には歯を、
という構図になってしまう。
でも、冷静に見れば分かる。
約束にいい加減な人間は、
その時点で成長が止まっている。
そういう人が、これ以上誰かから信用されることもなければ、
今以上のフィールドに立てることもない。
だからといって、
自分が交わした約束まで軽く扱ってはいけない。
どれほど小さな約束であっても、
約束した以上は果たす。
約束を果たせないなら、説明して責任を果たす。
それが、自分自身の成長であり、
信用を積み上げていく唯一の方法だと思っている。
世の中を見ていると、
この考えに至らなかったり、
目を背けて「まあいいか」で済ませてしまう人が本当に多い。
だからこそ、
ちゃんと約束を守るだけで、
誰でもチャンスを掴みやすい世の中だとも思っている。
特別な才能なんていらない。
ただ、言ったことをやるだけでいい。
凄く簡単なことよ。


