この前、ルミナリエに13年ぶりぐらいに行ってきた。
久しぶりに行くと、やっぱり綺麗やなと思うし、
同時にいろんなことを思い出す。
阪神淡路大震災の頃、
僕は中学1年生やった。
今でこそ地図を見れば分かるけど、
当時は国道43号線があんなに近い場所やとは、
正直ピンと来てなかった。
去年亡くなったオカンは、
震災のあとボランティアで炊き出しに行ってた。
今思えば、
他人のことを心配する余裕なんて、
我が家には無かったやろうと思う。
それでも、人は動く。
特別立派やからじゃなくて、
やらなあかんと思ったからやと思う。
ルミナリエを見ていて感じたのは、
「忘れないようにしよう」というより、
「ちゃんと覚えてるな」という感覚やった。
戦争を知らない世代が増え、
震災すら知らない世代が増えるのは、
自然なことやと思う。
時間は前に進むし、
記憶の形も変わっていく。
でも、
知っている人間が、
たまに思い出す場所があるのは悪くない。
重たい意味づけをせんでも、
「綺麗やな」
「久しぶりやな」
それぐらいでちょうどいい。
ルミナリエは、
悲しみを思い出す場所というより、
時間を確認する場所になってた。
あれから、
自分もそれなりに歳を重ねたんやなと、
そんなことを思いながら帰ってきた。


